サークル活動の紹介

パーキンソン病友の会 兵庫県支部 神戸ブロックで、卓球のサークル『あゆみの会』活き活きと活動を続けています。練習場所は「神戸市立総合福祉センター 体育館」。毎週水曜日13:00～17:00(準備・後片付けの時間を含みます)。
※新たに第一日曜日(場所・時間同じ）が加わりました。

神戸ブロックエリアのサークル活動ではありますが他のブロックの方の参加も大歓迎です。“卓球が好き”、“皆で楽しく身体を動かしたい”、などなど。入会資格は“入会して楽しく卓球がしたい”、その気持ちだけです。

卓球初心者でも大丈夫！私が初めての体験参加でドキドキだった時にサークルの皆さんに、とても自然に受け入れてもらえたことを思い出します。近年、パーキンソン病に対する運動の重要性は薬との両輪とも言われるようになりました。その中でも一度に身体と頭(脳)を使わなけばならない卓球は、PD患者にとって心身共にリハビリになると考えています。

（広報担当）

今回、ホームページ作成にあたり『あゆみの会』についての記事は、是非とも大隅さんに書いていただきたいことなどなど、随分前から話しを…というか打ち合わせを重ねつつインタビュー形式での掲載となっております。

パーキンソン病との付き合いは想像以上に厳しい！と感じる時があります。でも、仲間がいれば頑張れるかも…。一人でも仲間が増えますように、スポーツを通して笑顔になれますように、そんな願いとともに『あゆみの会』は歩み続けます。

❖パーキンソン病の発症⇒ 退職⇒ 友の会入会⇒ あゆみの会との出会い

大隅さんが『あゆみの会』と出会う前には、まず全国パーキンソン病友の会との出会いがありました。そのきっかけは、難病パーキンソン病の発症。そのために重機のオペレーターといういう仕事を辞めざるを得ない状態になったこと。それまでの生活が大きく変わっていったそうです。当時の医師から言われた言葉は「この病気に対して早期発見、早期治療に何のメリットもありませんが死ぬ事はありません。また、近年よい薬が出ておりますから症状を遅らす事ができます」その言葉を奥様と聴き、目の前が真っ暗になり、お2人でどうやって帰ったかも分からなかったそうです。ほとんどのPD患者なら似たような体験をしているのは？と思います。

そんなご夫妻を心配した友人にパーキンソン病であったという検査結果を話したことから「難病相談室」主催の医療相談会が三ノ宮「勤労会館」であるとの情報が！思い切って奥様と参加されたのです。発症が分かってから閉じこもらずに外に出られたことは素晴らしい事です。それを支える友人や奥様に恵まれているのは大隅さんのお人柄だと思っております。

参加してみて、参加者の多さ、皆さんの活き活きした姿に驚かれたそうです。その場で友の会兵庫県支部に入会！！神戸ブロックのリハビリ教室にも参加することで新たな出会いが広がったとのこと。当時の神戸ブロック長の中野氏との出会い、また多くの仲間の歓迎を受けて、この人達って本当にパーキンソン病なの？？と思うほどだったとか。明るく笑顔で接していくうちに自然と皆と打ち解けて、何と帰りには古くからの友人のように送ってもらうことに！そんな楽しい集会に何度か参加していくうちに、また新たな出会いが待っていたのです。

毎週卓球をしているという安藤さんからのお誘いが大隅さんと『あゆみの会』との運命的な出会いへと導いたのです。練習用で使用している神戸市障害者センターは大隅さんの自宅近くにあるんです。仲間とのスポーツに参加を勧められたときに“断る理由が見つからなかった”！出会いってそういう感じかもしれませんね。※この時点では、卓球をすることに参加することにしたものの『あゆみの会』の一員になるということは知ったのは後の話し。

いよいよ参加初日！参加者は、中野さん、安藤さん、山本さん、前田様夫婦、山田様夫婦、影山様夫婦、栗原様夫婦、福西さん、乗本さん、と大隅さん、PD患者は14名と介護者4名の計18名。卓球は18歳以来だったそうで、ひたすら転がっているピン球を虫取り網ですくうことからスタート。45年以上も卓球から遠ざかり、ルールすら分からず、肝心の卓球は右に左にと球を追うのが精一杯。

けれど、山田様の奥様手作りの冷たいフルーツポンチを参加者全員で食べた時の爽快感。皆とのお喋りは最高だったそうです。そこからは、私が知っている大隅さんです。誰よりも早く来て卓球台の準備をし、皆の様子に気を配る。ただただ、ピン球を追った日から安藤さんの入院をキッカケにその後を引き継いで7年という月日が経ったのです。

❖あなたが外の世界に一歩を踏み出すとき、『あゆみの会』がお手伝いできたとしたら嬉しいです！

“治療方法が見つかっていない”、“進行性”の難病に自分が罹患した！と診断された時に「なってしまったものは仕方ない」と最初からケセラセラと前向きでいられる人っているのでしょうか？ついつい引きこもりがちになってしまう…それって決してネガティブなわけではないと思います。ドンドンいろいろな患者会に入会できる？私のように、もうベテランのパーキンソン病患者となった今でも、新しい環境に飛び込むの時は、すごく勇気が必要なんです。

もし、このページを観て自分でも体を動かすことなら！卓球なら！と思われたとしたら、この『あゆみの会』への問い合わせをあなたの外の世界への一歩にしてみませんか？
最初の一歩が踏み出せたなら、仲間が、体を動かすことが、あなたの笑顔をもっと素敵にしてくれるはず！！

●友の会会員の場合
＊会費：500円／月　＊その他に年間に65歳以上は1,200円、64歳以下は1,850円の保険料を徴収いたします。

●会員以外の場合
＊会員家族の使用料：100円／１回
＊非会員の使用料：300円／１回

※上記の使用料は卓球に必要な消耗品、備品等々の購入に充てさせていただきます。詳しい
※車椅子をご使用の方は付き添いの方も一緒に参加してください。
《問い合わせ先》
★090-6043-8306(携帯番号)
★padolino2020@gmail.com(E -mail) 

※見学、体験、入会などを希望される場合は、上記の“携帯電話”もしくは“E-mail”でお問い合わせください。
入れていただく個人情報は、後ほど担当者から折り返しのメール(または電話)の際に使用いたします。
氏名、住所、連絡先、友の会の会員かどうか、質問などです。

上記の電話番号やメールに情報を入力後『あゆみの会担当者』というような登録をしていただけると助かります。
担当者が折り返し連絡をした時に、安心してメールを開いたり、電話に出ていただけると思います。

★このホームページの「あなたの声」からのお問い合わせもお待ちしております。